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本論:CHOIR ?→!に関して私が考えていること

要約するとこんな感じ。

・よい音楽をつくる
・よい音楽とは何かを研究し発表する
・意味のある音楽をつくる。
・うまくありたいし、こだわりたい。←そのためにけいしさんを呼ぶ
・曲や詩はもちろん、指揮者、歌い手一人一人に、それぞれ性格や育ってきた環境や価値観があり、それらが歴史となって存在し、そのためにできてくる音楽は唯一無二のものである。私は曲、詩のそれら歴史と、歌い手の歴史、もちろん自分の歴史も大事にして音楽をつくりたい。
・みんなが合唱が好きであることが重要
・我々は日本人であり、日本語を最も緻密に歌うことができるが、西洋音楽の源流は西洋であると同時に、外国語を取り入れることでより日本語とは何かを理解することができる。

以下続き。
なんか、結局草稿を切り張りしただけになってしまった。

よい音楽を作る。
よい音楽を研究し発表する。

研究発表する、という発想。
つまらないと思うのは、やっぱり自己満足に終始した演奏かな。
逆に目指したいのは、意味・意義のある演奏。ここをこうして、こう表現した、という具体的な提示がある演奏がいい。更にそれだけでなく、他の演奏を研究して、ここをもっと追求(追究)すべきだという点を明らかにし、独自の論(演奏)を展開できたらいいと思う。
それが研究発表ってこと。

卒論を尾張藩の医師で書いたけど、そのとき私がやってた研究は世界で誰もやったことのない研究だった。
まあ、日本史で江戸の尾張藩で使う史料が『一宮市史』で述べるのが医師の身分、って超限定された範囲だから当たり前といえば当たり前なんだけど。
でも研究ってそうでなくちゃならない。まだ誰も言ったことのない論を述べなければならない。誰かが以前に言ったことのある、正確に言うとどこかの雑誌や本で発表したことのあることを同じように述べると、それはパクリってことになってしまう。もちろん、研究のために引用したり参照したりするのは重要だけどね。
学問ではパクリは御法度だけど、私は芸術分野でもそうでありたいと思う。私個人はね。他人のパクリってのが嫌。しかし同時に、正しくもありたいから(芸術分野に正しいとか無いだろうけど、妥当な、あらまほしき、よい、というものは存在するからね)、他の演奏を研究するのは忘れないようにして。もちろん、他の演奏が正しいかどうかわからないから、それを検証もしなきゃならんね。
こんな感じです。

で、もう一つ、演奏会(なり何なり世に問う場)は研究発表の場、ということ。
上述した新しい論、概念、演奏を、演奏会を聴きに来たお客さんに提示する。
すると、その演奏会に価値が生まれる。他の場所にはないものだからね。まあ需要と供給という問題もあるが……。

音楽を研究し、演奏会で発表する。
自己満足→自分たちがよければその音楽の正しさ、妥当性は考えない。
聴衆にこびを売る→聴衆が聴きやすい、大衆音楽を目指す。
↑のような風にはしたくない。
先行研究というある程度客観的な指標を用い、自己満足にならない音楽を研究しつつ、自分たちオリジナル、この面子、各の歴史を踏まえてきた自分たちでしかできない、その音楽についての論を展開し、演奏会で発表したい。



その、面子、各の歴史、特性、といったことを掴み、力を発揮させてくれるのがけいしさん。

けいしさんは生きることと音楽、合唱が一本の線で繋がっている。
そういう生き方は私の目的。
音楽的には、自らリーダーシップを発揮するよりも、その集団のよさを引き出すことに長けていると思う。
それはいい面悪い面あるのだけど、いい面を見たい。
私は、人間は歴史でできていて、その歴史がその人の音楽を生み出すと思っている。
集団の良さを引き出すということは、まさに歌い手の歴史を尊重するということに繋がる。
その意味で私の考え方と同じ直線の上にいると思う。けいしさんは。

ただ、欠点もある。
それは音大芸大出でないこと。
基礎知識とかそういう話ではなくて、芸大出なら持っている、プロ意識が薄いかもしれない、ということ。
もちろん指揮者としてはプロなんだからいいが、自分が見る集団としては、果たしてプロと見てくれるか? いや、実際それで食うわけじゃないからプロではないのだけど、まるでプロのように、こちら側の意識を持てるか?
グランツェのように、お祭りという感覚だと困る。あくまでこちらはいい音楽を作りたいのだから、先生が引き出しやすいような我々の性質・状態を保たなければならない。
つまりこっちがみんな意識が高ければけいしさんもそれに合わせてくれるだろうってこと。



だから、歌い手側も常にレベルアップを意識する。
理想の一つが、歌い手一人一人が指揮者を越えようとするエネルギーを持つ、ということ。
いくら指揮者が芸音大卒であれ、ただ指揮者に従うのではなく、歌い手が自ら学び、音楽をよくするために切磋琢磨する、というイメージです。だから、指揮者への意見もたくさん出てくる。

「この人を指揮者に迎えれば安心だよね」は、「この人が指揮者ならうちら楽できるよね」に繋がる。
歌い手が指揮者にぶら下がっている、それが一番嫌な状態。
グランツェの時、歌い合わせなんかではまちゃんやみんなが鋭い意見を言ってきたりした。
刹那的に考えれば、「なんだよ面倒くせー時間なくなるだろー」ということになる。
けれど、意見を言ってくれるってことは、それだけ歌い手が考えてくれてるってことだ。
更に、考えるためには音楽知識の素地が必須。だから考えられるように、音楽の知識を得ようとしてくれている、ということでもある。
それって、
1.指揮者にとっては自分は一人ではないと感じられて心強い。
2.指揮者もなまけとったらあかんなと気を奮わせられる。
3.歌い手が学ぼうとすることで歌い手個人のレベルが高くなる。
4.歌い手一人一人が歌おうとすることで音楽全体が生き生きしてくる。(これは私の考え)
5.曲作りについてレベルの高い議論ができる。
というメリットがある。

だから、新しい団の団員は、うまいと嬉しいけど、それ以上に合唱が好きであってほしい。
合唱が好きであれば、
1.上述のように、合唱について考えたり、学んだりしたいと考える可能性が高い。
2.歌うときに気持ちがこもる(具体的には、フレーズを丁寧に歌う、強弱のニュアンスを考えて変える、など)。
3.団の仲間関係にもプラスになる(話題とか)。
となってくる。



最後に外国語について。

一時に複数の言語に手を伸ばす。(最初からはやらないが順々に)
一時に、という必要はないかもしれんが、少なくとも10年20年1つの言語というやり方はしない。

私が取り入れたい学問に、音声学がある。
発音学とは少し違うと思うが、世界中の言語の発音・発語を体系だてて学ぶ。
まあ、歌のレベルまで厳密に発音・発語が区分されているわけではないけど…。

一度にいくつも言語を学ばないと、見えてこないものがある。
それは、「差」。「違い」。
たとえば、日本人だからって日本語ばっかり歌っていると、日本語らしさって何なのかわからなくなると思う。
それが、外国語を学んでいると、その言語との違いを具体的に意識できるから、明確に日本語らしさを定義づけられる。線引きができる、というとちょっと言いすぎか。
たとえばラテン語だったら、ラテン語でもこうやって歌うと日本語っぽく聞こえる、日本語でもこうやって歌うとラテン語っぽく聞こえる、というのは、両方についてを知らないとわからないわけで、こうやって歌えば日本語らしい、こうやって歌えばラテン語らしい、というのを、きちんと判断したいというか、理解したいんである。
別に発音発声ばっかりではない。考え方だってそうだ。相対的に考えることで、違いを知ることができる。
そんで、それをいくつかの言語(日本語、ラテン語、英語、ドイツ語、イタリア語、フランス語、あたりかなあ? まあそれに限るつもりはないけど)にわたってやれば、かなりはっきり違いを理解することができる、と思う。
多言語を知っていると表現力もアップするしね。

で、それは相対的な話だけど、絶対的な指標というものに、音声学を利用したい。
この言語のこの子音は有声口唇破裂音(ちなみにこの子音はvです)、と、絶対的な位置がわかれば、学んだことを整理しやすい。
それと、未知の言語の発音も学べる。舌打ちの音を子音として利用するような言語があるらしいけど、そういうのも学べると表現の幅が広がるんだよね。

こうやって、複数言語に手を出して、10年20年かけてゆっくり全てをマスターしていきたいと思う。
実際には難しいことかもしれないけど。がんばりたいな。

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テーマ : 合唱あれこれ
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 合唱 指揮 外国語

2009-04-02 : ?→! : コメント : 0 : トラックバック : 0
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まつい

Author:まつい

フリーで作曲・指揮をしております。
ベルソンピアノコンクール演奏会編曲家
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愛知県立芸術大学音楽学部音楽科作曲専攻卒業
四日市市民オペラ「椿姫」副指揮者
三河市民オペラ「トゥーランドット」副指揮者
オペラ工房元副指揮者
名古屋音楽学校作曲科元受講生
混声合唱団名古屋大学コール・グランツェ28期OV
(名古屋大学文学部人文学科日本史学専攻近世史研究室卒業)
長良高校コーラス部平成14年度卒業生

カウンタ

since 2009/01/01

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