第1回集中稽古終了

お久しぶりです。今までずっと集中稽古でした。
疲れた! そして今は実家。

この1週間で、スイッチが入りました。
かつてグランツェで指揮をやると決めたときの気持ちが蘇ってきた。
正指揮がやめてしまったけど、その穴を補えるのは自分だけなのだ! という気持ち。
指揮者という仕事への誇りの気持ち。
グランツェを根底から持ち上げてやるぞという気持ち。
あの当時は若かったが、そういう気概がありました。
その気概が蘇りつつある。もちろん若さ故の過ちを犯さぬよう、歳を取っただけの落ち着きを兼ね備えてね。
やるぞ! って思える。2007年3月以前の私にかなり近づいてきた。
多分、もう稽古を休む必要はないと思う。(授業はさぼるけど)
(いや、わからんけど。急に調子悪くなることもあろうし)
前向きになるって、自分だけの力では難しいんだな。私は外力によった。
だからこそ、そのきっかけってすごく重要なんだな。
次の世界に連れ出してくれる誰か、何か、それって重要。


今日鶴瓶さんの番組を実家で見てたんだけど、やっぱ専科の高校って強いな。
水産高校なんだけど、卒業したらすぐに現場に出れるようなことをみっちり教えられる。
大学ってそこが弱い。
というか、県芸はまだまし。作曲なら作曲家としてフリーになってもやっていけるような知識や技術を教えてくれる。(仕事の斡旋まではないけど)
でも総合大学はだめ。研究がメインになって現場に出るってことを鑑みられてない。
もちろん理系はいいだろうよ。大学で学んだことがそのまま職場で活かせるだろう。医学部とかも。
でも文系はだめ。あれは完全にモラトリアム。
文系が授業で学んだことをそのまま仕事で活かせる、そんな仕事は、文学部なんかだと研究者や学芸員しかない。
でも文学部の全員が研究者や学芸員になんかなれっこない。人数的に無理だ。
なんだか、教育内容と就職現場が乖離してる。
健全でない感覚がある。
大学時代がただ遊ぶための時間になってしまっている。

オペ工でオペラやってると、即現場に出れると思う。これも全員ではないけど。
歌い手、スタッフ、演出、指揮……みんなそうだと思う。
でも、それって本来サークルじゃなくて教育が担うべきことだと思うんだけどな。
グランツェだってそう。合唱が金にならないのはともかく、演奏会の企画運営や社会人としての立ち居振る舞いなど、社会人になるに際して学べることは多い。でもそれって普通教育が担うべきことでしょ。
サークル活動ができないほど授業が詰め込まれている現在の大学生活について、私は間違っているとは言えないけど、でもそうするならそうするで教育の内容をもっと質の高いものにしていかないと意味がない。
サークル活動をしなくても社会人になれる、そういう教育にしなきゃ。

戦前の、都会は知らないけど農村なんかのことを考えているのかな。
あるいはもっと前の、江戸時代や中世なんかは更にそう。
子供が少年になり、青年になって大人になっていく、その流れの中には、仕事が常にあった。子供も田植えや畑仕事を手伝っていた。
だから、子供と大人の差は経験くらいしかなかった。
ところが、今は違うと思う。働いている人と働いていない人の間には越えがたい差がある。
まるでローマの奴隷制のよう。働いていない子供と老人は貴族。働いている社会人は奴隷。
ローマと違うのは、貴族たる子供もいつかは奴隷にならねばならないこと。
誰が奴隷になんかなりたい?
おまけに精神も未熟だから、そりゃあ少年犯罪だって増えるでしょ。
もっと子供の頃から働くということを意識させる教育をした方がいいと思うのだけど。
この辺り、長くなるので割愛。

今の小中の、運動会とか合唱コンクールとか、もちろん普通の授業とか、そういうことを通して集団行動の重要さとか、みんなで協力してものごとに取り組むとか学ばせて、子供を教育し、大人に近づける、それ自体はもちろん重要。
だけど、その教育ってなんのためにするのか、最終目標は何なのか、そこまで意識できている人はちゃんといるだろうか?
何のために子供を大人に育てるのか、なぜ一人の子供をよい人間に育てることが重要なのか、そこももっと考えなきゃいけない気がする。
また考えましょうオチになってしまいました……考えるより先に行動しろっちゅうの。

私はモラトリアムの最たる人間だけど、卒業したら即作曲家(あるいは指揮者)として働けるように今から準備してる。
ほんとは卒業なんて待ってられない。名刺も作っちゃったし。今からいろいろ仕事受けたい。ま、今は時間がないけどね……。
とにかく今できるのはコネを作ることと、学生のうちにしかできない試演会などをたくさんこなすこと。これは間違いない。
オペ工を出たら合唱の授業もちゃんと行くし(じゅんじ~のと懇意になるため)、小林秀雄先生にもちゃんと顔を売る。待ってろ>< 私はやってやるぞ!
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2011-08-08 : 芸オペ(オペ工) : コメント : 0 : トラックバック : 0
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まつい

Author:まつい

フリーで作曲・指揮をしております。
ベルソンピアノコンクール演奏会編曲家
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愛知県立芸術大学音楽学部音楽科作曲専攻卒業
四日市市民オペラ「椿姫」副指揮者
三河市民オペラ「トゥーランドット」副指揮者
オペラ工房元副指揮者
名古屋音楽学校作曲科元受講生
混声合唱団名古屋大学コール・グランツェ28期OV
(名古屋大学文学部人文学科日本史学専攻近世史研究室卒業)
長良高校コーラス部平成14年度卒業生

カウンタ

since 2009/01/01

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