まつい流、絶対音感のある人でもできる移動ド読み替え

最初に書いておく。
これは一朝一夕ではできない。最低でも1ヶ月くらいはかかる。(え、たったそれだけ……? と我ながら思ってしまった。)
「絶対音感のある人でも」と書いたのは、絶対音感のある人は大抵自分は音楽の才能があると思い込んで努力しないからできないのだ。絶対音感のない人の方が身につけやすいのはそれが多いと思う。(そればかりではないが)
ある人、ない人、ひとしく努力は必要である、ということだけ言いたい。
また、まつい流であるため、個々が「こうした方がいい」という考えは出てくるだろう。それは自分で考えてやってほしい。


移動ド読みは要するに音度読みのことである。
音度読みを、「1」「4」「5」「7」と読むのではなく、「ド」「ファ」「ソ」「シ」と読んだ方が読みやすく、また一般的な日本人になじみがあるから、移動ドで読み替えるのである。

ここで、混乱するといけないので、
ドレミ表記を移動ド、ドイツ音名を固定ドとする。
つまり、GisはFis-dur(嬰ヘ長調)ではレ、ということになる。
また、FisisはGis-moll(嬰ト短調)でソ#ということになる。(うまい例が出せない。)

特に表記がない場合はト音記号を考える。

「歌い慣れ」と「読み慣れ」の2段階に分けながら考えようと思う。


1.5度とオクターブ
「読み慣れ」
楽譜において5度の幅とオクターブの幅を覚える。
まつい流だと、5度の幅は相対的に、オクターブの幅は覚える。
5度の幅は、基本の音との間に線または間が1つ挟まっているからすぐに見つけられる。
FとCなら、Fが第1間、Cが第3間にあり、間に間が1つあるから、5度であるとわかる。(完全か否かはこの際いい。後回し。)
オクターブは覚える。下のCは下第1線上、そうすると上のCは第3間上となる。
下のDは下第1間上、そうすると上のDは第4線上になる。
これを7音全てやる。黒鍵はそこに臨時記号なりを付ければすぐ考えられる。

「歌い慣れ」
オクターブは簡単なので割愛。
「ドソ」「レラ」「ミシ」「ファド」と順番に5度を取れるようにしていく。この際、「シファ」のみ完全5度ではない(減5度)ので気を付ける。
ただ、これをいきなりやる前に、「ドレミファソラシド」で何回か慣れた方がいいのかも。
なお、当然ですが、移動ドなので何調でもいい。短調の場合はスケールが「ラシドレミファソラ」になる。今のまついの頭だと和声短音階かなと思うが、まあ基本的には旋律短音階でいいんではなかろうか。


2.3度と6度
「読み慣れ」
3度は基本の音が線上なら1つ上(下)の線、間上なら1つ上(下)の間、なのですぐわかる。
6度は……相対的にとっても、オクターブのように覚えてもどちらでもいい。
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2009-06-20 : 由無事 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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まつい

Author:まつい

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愛知県立芸術大学音楽学部音楽科作曲専攻卒業
四日市市民オペラ「椿姫」副指揮者
三河市民オペラ「トゥーランドット」副指揮者
オペラ工房元副指揮者
名古屋音楽学校作曲科元受講生
混声合唱団名古屋大学コール・グランツェ28期OV
(名古屋大学文学部人文学科日本史学専攻近世史研究室卒業)
長良高校コーラス部平成14年度卒業生

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