京都まで合唱講習会に行って来ました。

講師は片山みゆき先生。名前がうろ覚えで「片山さつき」さんと間違えてたのはひ・み・つ。
グレゴリオ聖歌に関する講習でした。

グレゴリオ聖歌といえば長良でよく歌いました。曲数は両手で数えられる程度だけど(現役の頃は2曲だけだったなあ……OGになってから曲数増えた)、基本的な読み方、歌い方、意味などは習いました。
また、水嶋良雄先生を指揮者(客演かな)として迎えたこともあったので、宗教的意味合いは知っているつもりでした。


しかし、今回の講習は、というか片山先生のスタンスは、グレゴリオ聖歌をいかに歌、合唱の演奏に活かすか、という点だったと思います。そこが、今までの私の中にはなかった発想でした。

それと、なぜ、西洋の人々はグレゴリオ聖歌を歌うのか、何が楽しいのか、何が美しいのか、そういう部分まで踏み込んで教えていただけたのは、すごくよかったです。確かに、考えてみれば、合唱・合奏慣れしてる人間にしてみれば単旋律なんてつまらないと感じるでしょう。私だってよくよく考えてみるとそう思ってたんじゃないかと思います。
でも、先生が言われたように、単旋律だからこそたくさん音がある、というのも少しわかった気がするし、単旋律だからこその気持ちの高ぶり、その気持ちの高ぶりが表現されている音符、音程、そういった部分が、この講習ですこし見えた気がします。
なるほど、と。

少し思ったのが、グレゴリオ聖歌って官能的だな、ということ。
はっきり言うと、エロいな、ってこと。(同じか。)
音程と保持音との関係について述べられているとき、そう思いました。
と考えると、グレゴリオ聖歌って単に宗教歌ってだけでなく、もっと原始的な、人間の欲求そのものを歌っている、そんな感じもするような気がする。いや欲求だけではないかも。悩み、焦がれ、煩悩、愛、諦め(西洋に諦めってあるのかな?)、怒り、切望、もろもろ、実は数え切れない、というか数えるというデジタルな行動では追いきれないものたちが、含まれているのではないか? と思える。
ああ……結局、外国文化は難しい。

でも、外国文化、宗教音楽、歌、について、新たな示唆をいただけてとても有意義でした。
もう片山さつきとは間違えない!

以下、自分にだけわかるようにメモ
のれん
音節の前後


鳥が餌を浚っていく
慌て狼狽える
保持音に焦がれる
旋法
あとは、思い出すごとに書こうかな。


前回までの記事ですが、実は大事な結論部分が抜けています。なので、続きをまたいずれ書こうかと思います。
気長に待っていてね。
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テーマ : 合唱あれこれ
ジャンル : 学問・文化・芸術

tag : 合唱 作曲 グレゴリオ聖歌 京都の合唱講習会

2009-01-12 : 由無事 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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Author:まつい

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愛知県立芸術大学音楽学部音楽科作曲専攻卒業
四日市市民オペラ「椿姫」副指揮者
三河市民オペラ「トゥーランドット」副指揮者
オペラ工房元副指揮者
名古屋音楽学校作曲科元受講生
混声合唱団名古屋大学コール・グランツェ28期OV
(名古屋大学文学部人文学科日本史学専攻近世史研究室卒業)
長良高校コーラス部平成14年度卒業生

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