明石に行って参りましたメモ!

初めての録音からの書き起こしです。

<編曲について>
・編曲のために歌い手の練習を覗かせてもらいに行く。
・歌う時に上目遣いで歌う人は高音が好き。高音で引っ張ってあげるといいね。高音に自分の声が乗ると思っているから、高音で華やかにしてあげる。
・まっすぐ直線で見るひとは土台(伴奏の)をしっかりした方がいい。
・目が泳ぐ人もいる。そういう人は捨て置け。
・自信がないような人だったら、音の数を少なめにしてから音の数をだんだん増やしていく。
・それを25人ひとりひとり聴きましょう。3つは力入れてやるように。全部は無理。
・(トスカのアリア)無難にこなしている。聞き手を掴むところ、インパクトがない。楽譜を作った苦労の程はわかるが、冒険はしていない。削られるの覚悟で思い切ったことをやってみる。まあこれはこれでいい。独自性を持って挑戦するか、無難なところで安全圏にいるか、どこを狙うか次第。この人ならでは、というのは感じない。
・(プッチーニ)もっとコミカルに作る。本式のミニチュアでなく、遊び心いっぱいの、おちゃらけたもんにする。その方が印象に残る。歌い手はこういうのを好むだろうが、これだとだらだらしちゃう。これだといい子ちゃんの演奏に終わっちゃう。オペラってのは喜劇、悲劇も喜劇。娯楽物。わくわくさせるときめきがある。恋を語る物が多い。わくわく感をかき立てるようなものがほしい。悲しみも悲しみで楽しむ。そういうのがオペラ。崩れた感じ、上品な崩れ方が欲しい。(以下、色恋沙汰の話^ω^;)日本人ならではの、全く別物にしちゃう。お笑いはくそまじめにしないと。ど素人が歌う曲を書いた覚えはない。
・プッチーニは陰気。妄想の中に生きている。役者・俳優。プッチーニの曲は遊び心いっぱいでコケティッシュ。他人を小馬鹿にしたところがある。皮肉が込められている曲が多い。政治に対する批判や、人々の文化などへの風刺が含まれていて、自分一人でほくそ笑んでいる。意味不明というのは人を引き込む引力になる。わかりやすいけどわかり得ないという魅力。オペラは歌謡曲みたいなもん。気楽に見聞きする娯楽物。
・歌い手は歌う前に飛び跳ねてから歌い出せ! ふわっとするような気分でないと歌なんて歌えない。軽快になる。悩み事とか吹っ飛ぶような。悩み抱えてたら歌なんか歌えない! そのための音楽じゃないのかぁ~?
・オペラって上品なもんじゃない。えげつない世界を綺麗にカモフラージュして大げさに表現して笑いを取る世界。大きな物を小さくするのに面白い物だけ取ってやればいいのに。
・どうしても平坦になってしまうから、色を添える。
・(ハバネラ)音が多すぎるから半分程度に減らす。難しい作りになっている。あまりにも音が多いからごちゃごちゃしちゃう。歌がメインにするならば、他の音はもっと削ってすっきりさせないとケンカしちゃう。歌い手がよければ歌い手ソロ(伴奏無し)の部分も作ってあげたほうがいい。この音だと歌い手が大変。歌い手にここまでの力量がない。
・(ビゼー)カルメンを上品に歌わせてどうする。色気たっぷりにしないと。まず音楽だけにして、音楽をぴたっと止めて、歌手に歌わせるという手法をとる。歌わせる時は音楽をほとんど削っちゃう。メリハリを付ける。小型版じゃなくて全く違う物。音楽だけで歌わせる時は最初をどかーんとして、沈めていって、歌手にまたどーんと歌わせる。もっと聴きたいなーと思わせて終わる。短時間の凝縮でみんなの気持ちをかっさらう。両方が中くらいの加減でというのはだらだらしちゃう。歌手に音楽を聴かせて気分を高揚させる。気分を乗せる音楽じゃないといけない。華やかにどんといかないと客席がしらっとする。日本人には向かない。
・(闘牛士の歌)低音のリズムがしっかりしていたら聴き映えがする。編成小さくしても太鼓の音でインパクトを持たせる。太鼓とラッパ。デフォルメして大げさに。大音量の後に歌手の大きな音に重ね合わせる。音の余韻と歌手の音色を重ね合わせる。他ががたがたでも第一声とラストの音だけは頑張れ。
・歌い手は歌の練習よりも、肺活量や腹筋を鍛えることに重きを置かないといけない。最初にいい音を出せるかどうかが命。最初の音を練習する。そうすれば後は勝手に流れていく。

<私のこと>
・芸術家として生きるには安全路線。危険ゾーンに足を踏み入れないのでそこそこ止まり。
・結構自分の思い通りに好きなことをやっている方。恵まれている。
・仕事をやるとなったらやる。気負わない。ダメな時はダメってはっきり言う。
・小難しい注文をしてこない。クライアントの注文通りに仕事をこなす。無難にこなす。期限を守る。
・女の割にはあまり感情的にならない。女だからって甘えない。かわいげがないとも言えるが。
・コンクールに参考楽譜として添付するのはやめた方がいい。邪魔。
・たくましいところがある。何かやっていこうというのがある。
・先が見えない不安が押し寄せてきている。見えない物を見えるようにするな。見えなくてOK. しがみつくな。アパートのことも。
・第九は毎年続けなさい。コーラスの団に入って最低でも月に1度は大声を張り上げる機会を持った方がいい。
・仕事でなくても自分で好きな音楽の指揮しとけ。指揮の練習はできるなら外で。公園とか河辺とか。音楽聴きながら振りなさい。家でやってると籠もってしまう。手は大きく振りながら。音楽とのパイプをつなげておきなさい。天と繋がるということ。
・私は音楽と切れない。音楽と関われないのは炎が消えかけの時。何か出来る状態であればなにがしか音楽と関わっている。
・次は音源持ってらっしゃい。スコアも持っておいで。
・(カラヤン)指揮する時は出だしを明確に。一点集中。音楽家として大きくなりたいなら何も考えずに聴け。無心になって聴くことが基本。いい音楽を作り上げるぞという気持ちがなければ楽団員はついてこない。曲が決まったら自分が目指す演奏の音源をずっと聴き続ける。指揮者として初めて合わせをするとなったら、いちど何の指示もせずに演奏を終わらせる。それで終わってもどうしても引っかかる部分のみ返す。若手は楽団員が言うこと聞かない。コンマスを味方に付ける。コンマスと女性。コンマスに目力で指示を出す。
・墓穴彫る人。自分で動かなきゃいいのに動いて脱線する。あがくとろくなことがない。無理だと思ったら止まる。ミスしたときに取り返そうと思うと余計ひどくなる。気がついた時に丸投げする。誰かにちゃんと伝えなさい。自分一人で抱え込むと状況が把握できない。
・もしまた鬱になったら、大きなぬいぐるみを買ってだっこしとけ。
・体調は悪くないが気分的には沈みがち。親元にいるとプレッシャーが大きい。親にとっては音楽は遊びでしかない。
・一人暮らしは厳しい。誰かとルームシェアするとか。
・将来の安定を考えるなら結婚を視野に入れる。
・骨太。頑張れるけどぼきっと折れる。休むタイミングがわかりにくい。無理している時に休まなきゃいけないアンテナが壊れている。自分の身体の感覚で対処するんじゃなく、時間で区切って休む。
・子供を作ると直るかも?
・女性としての機能がきちんと回っていない。男と一緒にいると変わるかも。男次第で変わる。父親がよくない。他の男のところに行った方がよい。神経質なくらいの男がよい。面倒見がよい人がよい。私が何もできなくなっても支えてくれる人。

<音楽自体>
・現代の演奏は形式にこだわりすぎ。音に気持ちが乗っていない。
・楽譜を見た時に奏者の頭に音楽が流れないとだめ。それを再現するのが演奏。頭の中に流れてくるのが完璧な演奏だから、それを再現できるように演奏を頑張るのが奏者の仕事。そこに喜びがないとだめ。ばらばらのパーツパーツをまとめるのが指揮者。
・今の音楽は、全体としてのまとまりが先にあって、その後に「このパーツはこの音を出しなさい」という形になっている。整いすぎている。よい子ちゃんの集まりだからおもしろみが無い。
・最初はばらばらでいい。それをまとめるのが指揮者。
・(第九)ベートーヴェンが書いたものとは違う。(ブライトコプフ。ベーレンは持って行くの忘れた)整ってしまっている。音がもっと小刻みであった。綺麗な音だけ残している。音がもっと多かった。もっとがやがやした曲だった。原形はとどめているが別物。こんなに綺麗ではなかった。書いてあるところで自分が好きなところだけ拾っていけばいい。即興的でいい。整いすぎておもしろみが無い。整った音楽なら機械にやらせとけばいい。人間がやるなら曖昧でいい。演奏を聴いていたらいい曲だなーと思うがスコアを見るといまいちつまらんと思う。ブライトコプフは学生用。現代の音楽の風潮が日本人の気質に合うのかも。
・強弱は奏者の気分やその時の流れによって自然と決まってくるから、作曲家が押しつけるな。細かく指示するから窮屈な音楽になってしまう。奏者の自主性に任せる。
・人に好かれる人というのはできそこない。周りが優越感を感じられる人間。
・人に嫌われる人というのは批判的。
・楽しい曲を悲しい気分で、悲しい曲を楽しい気分で歌ってみると幅が出来る。
・楽器の手入れ。相棒として慈しむ。
・歌い手の場合はお腹をさする(笑)。喉じゃない、お腹。足腰しっかりさせること。腰が据わってないとだめ。手首足首を柔らかくしておくのも大事。天と繋がること。天に通じないといい歌は歌えない。自分が歌うのではなく天に発させてもらうという感覚で歌う。楽譜見ながらだとだめ。
・神を感じる。太陽が平等に降り注いでくれるように、天のエネルギー、神々のエネルギーも平等に降り注いでいる。自分が一つの道具に過ぎないという感覚で、自我を忘れた時にものすごくいい物が出る。
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tag : 作曲 編曲 オペラ プッチーニ ベートーヴェン ビゼー カラヤン

2014-12-30 : 由無事 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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まつい

Author:まつい

フリーで作曲・指揮をしております。
ベルソンピアノコンクール演奏会編曲家
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↓むかし↓
愛知県立芸術大学音楽学部音楽科作曲専攻卒業
四日市市民オペラ「椿姫」副指揮者
三河市民オペラ「トゥーランドット」副指揮者
オペラ工房元副指揮者
名古屋音楽学校作曲科元受講生
混声合唱団名古屋大学コール・グランツェ28期OV
(名古屋大学文学部人文学科日本史学専攻近世史研究室卒業)
長良高校コーラス部平成14年度卒業生

カウンタ

since 2009/01/01

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